こんにちは!阿蘇郡小国町、高村電器三代目の高村よしたけです。
今回は車の仕事のブログです(笑)
前職でカーオディオメーカーに勤めていたので、たまにこういう仕事もやるんですよ!
↓僕の前職についてはこちらからどうぞ。
少し前に行った作業になりますが、今回のお仕事は2014年式 トヨタ エスクァイア DAA-ZWR80G の純正ナビの交換です。
こちらの純正ナビ「NSZT-Y64T」を社外品のナビに取替えます。
やっかいなのが、後席の天井に純正のアナログ入力のモニターがついていまして、それに映像が映るようにすることなんです。
それができるかどうかがはっきりわからないので、本職の方もあまりやりたがらなかったようですね。リスクがありますからね。
で、色々と調べた結果なんとかなりそうなので、僕の方で引き受けさせてもらいました。ナビが故障したまま何か月も経って困ってらしたので。
必要なモノをいろいろと用意しました。
事前に純正ナビの情報をいろいろと調べていたおかげで、とても参考になりましたよ。
下の図では、純正ナビに接続されているケーブルがどこへ行くのか、どこにつながっているのかがよくわかります。
純正ナビの裏側図。接続されているコネクタが何なのかこれでよくわかります。
それではいよいよ作業にかかります!
傷がつかないようにしかりと養生をしてナビ周りのパネルを外していきます。
故障した純正ナビを取り外します。
ナビを取り外した所です。コネクタが後ろに潜り込まないように気を付けます。
取り外した、故障していた純正ナビ。
僕が前に勤めていた会社のモノでした!
今回取り寄せたモノで、後席の純正モニターを活かすためにとても重要なモノがこちら。
これをつないでおかないと、ETCにも電源がいかないようです。
中身はコレ。
コレを12ピンのコネクタに接続します。
そして、後席の純正モニターを活かすためにもうひとつ重要なのがコチラ。
取替えた社外品のナビのHDMI出力をアナログ映像に変換するモノになります。
こちらにHDMIを入力し、
黄色のピンがアナログ映像出力になります。
映像トラブルがあった時にすぐに対応できるよう、助手席側足元の奥の見えない場所に設置します。
こちらは純正のバックカメラを、社外品のナビに接続するアダプター。
これまでのケーブルを接続していき、他に必要な変換ケーブルも接続していきます。
これで社外品のカーナビを取付ける準備ができました。
今回取付けたのはパナソニック製のカーナビです。
カーナビで唯一ブルーレイディスクが再生できるのがパナソニックのナビなんです!
自宅のレコーダーで録画したドラマなどを車内で見れるようにとのことで、パナソニックのカーナビを取付けます。
今回のモノは画面が本体と分離されてるモノになります。
仮接続して、ブルーレイディスクを再生していました。
リアモニターに映像出ました!!!
お客さまが自宅のブルーレイレコーダーで録画したディスクが、リアモニターでもバッチリ見れました!!!
いや~よかったよかった。頭では分かっていても、実際に映像出るまでは不安でしたからね。
仮接続でOKでしたので、後は仕上げです。
一度接続した画面を取り外し、ナビ周りのパネルを取付けます。
画面を取付けて完成!!!
有機ELの画面はとてもキレイです!そして10インチの画面は大きい!
左右に首を振れるので、運転席の方へ向けた状態。とても見やすいです。
左側からはこのような感じになっています。
ディスクを出し入れするときは、画面を手前に倒します。
下調べ、そして準備から取付け作業までかなり時間がかかりましたけど、無事にお客さまの希望に応えることができて本当に良かったです!
Sさま、ますます長距離の移動はこのナビで楽しんで下さいませ!
高村 喜威
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